調査・診断項目

「建物状況調査」は、建物内部・外部の表面的な状況を確認することが主な目的です。なので、床下・天井裏への進入調査は対象外です。

かたや「耐震診断」は、診断に必要な情報が細部に渡るため、床下・天井裏の進入調査は必須です。図面判断でも良いことにはなっていますが、より正確な診断のためには、例え時間や手間が掛かっても、進入調査は実施すべきことなのです。

その結果、「のぞき込むだけ」で良いとされる「建物状況調査」の床下・天井裏の状況に関しても、進入調査レベルの報告が可能となるのです。そこが、私たちが行うインスペクションの醍醐味です。

※ 床下・天井裏への進入調査及び耐震診断は、追加調査として対応します。(メニューと料金表)

※ 「耐震診断特別割引」も実施中です。追加調査を含めた建物調査(インスペクション)を是非ご検討下さい。

-耐震診断特別割引-

木造住宅の耐震診断は、現地調査と専用ソフトによる診断、補強案の提示がセットになっています。

通常は「基本調査+床下進入調査+小屋裏進入調査+専用ソフトによる計算」の合計で100,000円頂戴するところですが、耐震性能に不安を感じている方に対しては、特別に80,000円でお引き受け致します。

また、耐震診断を経て耐震補強工事をご依頼の場合は、お支払いいただいた診断料8万円を全額、工事代金の一部に充当致します。(建物の大きさや建築場所によっては、別途調査加算料がかかる場合があります。こちらは充当対象から除外します。)

何故こんなことをやっているのか??不思議に思われますよね。答はただ一つ、インスペクション(建物診断)は目的ではなく手段に過ぎないからです。その先にある安全な住まいを実現することが本当の目的です。インスペクション(建物診断)が無駄では無かったと思っていただけるように、私たちが耐震性確保の後押しをします。

建物状況調査(基本調査) 診断項目

構造

■基礎 ■土台・床組 ■床 ■柱及び梁 ■外壁及び軒裏 ■バルコニー及び共用廊下

■内壁 ■天井 ■小屋組(下屋部分を含む) ■蟻害 ■腐朽等 ■鉄筋探査 ■コンクリート圧縮強度

雨水

■外壁 ■軒裏 ■バルコニー及び共用廊下 ■内壁 ■天井 ■小屋組 ■屋根

 

設備

■給水・給湯管 ■排水管 ■換気ダクト ■給排水・電気・ガス設備

耐震診断(追加調査及び診断) 診断項目

内外壁

■柱・梁等の構造体に直接とりつく内外壁の下地材を確認

床下

■床下温湿度環境 ■基礎仕様の確認 ■配筋の有無 ■圧縮強度 ■亀裂の有無 

■蟻害の有無 ■構造材の含水率 ■構造材の腐朽、劣化状況の確認 

小屋裏

■屋根の下地状況チェック ■筋交い端部による断面確認 ■金物仕様の確認

■構造材の腐朽、劣化状況の確認

劣化状況

■基本調査と同様、各部位の劣化状況を確認

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