「中古住宅購入×リフォーム」にまつわる不安とは?

電化製品や洋服の世界にも、中古を買うという考え方があります。自分で商品の状態を見極めて、あとどのくらい利用できるならその場しのぎに買うという決断をするか、自己判断できます。なにせそれらは消耗品ですから。

かたや、家は資産です。同じ中古でも買い損じは許されない、だから余計に不安になるのです。

よく耳にする「中古住宅は怖い!」という言葉。不安感に苛まれて拒否反応を示すのはさも勿体ない!

ここでは、買主さんが抱く五つの不安を紐解くことにより、その不安を解消する方法について考えていきたいと思います。

① 現状は見た目が悪く、リフォーム後もイメージしにくいので不安

中古住宅は、売主さんが退去したままの状態で売り出されることが多いのですが、使い古された家は見た目も悪く、購入意欲が減退することもありますよね。「リフォームできれいになりますよ!」と言われても、どのようなリフォームが可能なのかよくわからないし、リフォーム後のイメージも湧きにくく、踏ん切りがつかないもんです。汚い所や壊れている所ばかりが目について、これから進む茨の道を考えただけで面倒になってきそうです。

そんな時ってどうするの?

内覧時に建築士が同行すれば、ある程度の見立ては可能です。詳細については有料のインスペクション結果を待つとしても、気になる部分の修復は可能か、自分の希望を取り入れたリフォームは叶いそうか、また、どのくらい時間と費用がかかりそうかなど、予測することができます。

② 費用、ローン等お金に関することが不安

内覧してみると結構劣化が激しくてがっかり…。立地は気にいったものの中古物件の適正価格がわからないので、買う事が正しいのか間違っているのか不安になりますよね。このままでは住めないのでリフォームも検討しなければなりませんが、そもそも物件購入価格とリフォーム代金を合わせると、一体いくらになるのか想像もつきません。それよりも何よりも、自分がいくら借りられそうなのか、それさえも分からずとうとう立ち止まってしまいました。

そんな時ってどうするの?

内覧に行く前に、仮審査で借入可能額を確認しておくのです。そうすることにより、全体予算から物件価格と諸費用を差し引き、その残りでリフォームが可能かどうかを考えればよくなります。物件価格の正当性についても過去の成約事例や路線価から想定し、割高なのか適正範囲内なのか、それとも極端に安いのか、大方の目安がわかります。

③ 住宅性能や不具合など、品質・性能の程度が不安

中古住宅の良し悪しは、居住者(所有者)の維持管理によるところが大きいと言われています。新築時の確認図書があれば優秀、人によっては修繕履歴を残している場合もあり、その家の履歴について知ることができます。(古い家になるほどその確率は低下していきます。)

実際の老朽化の度合いや現状の基本性能については、有料のインスペクションを受けなければわかりませんし、状況がわからなければ対処のしようもありません。

そんな時ってどうするの?

建築士の状況調査や二次的診断を積極的に受けましょう。お金はかかりますが、考えても分からないことをクリアにしてくれます。状況がはっきりすることで購入の意思を固めることもできますし、詳細なリフォーム計画を練ることも可能になります。もし万が一、許容できないような瑕疵が見つかれば、売主に対して取引の条件等を相談することもできるでしょう。将来的な不安があるなら、自ら瑕疵保険に加入すると尚安心ですね。

④ リフォームに関するノウハウがないので不安

リフォームを依頼するにしても、誰に頼むべきかよくわからない状態です。頼みの仲介業者も知らんぷり、引渡し後のリフォーム計画にはノータッチです。自分で調べるにしても限界があり、リフォーム全体の流れや必要な作業等が理解できず不安に陥ります。不動産業者が紹介したリフォーム業者は調子が良いだけで、何を相談してもピンときません。疑心暗鬼が募り全然楽しくない!なんてことにもなりかねません。

そんな時ってどうするの?

中古住宅を探す段階から、建築士にサポートをお願いする方法があります。不動産仲介の仕事もこなす宅建士であり建築士でもある会社に出会うことです。大きな会社は、不動産取引とリフォーム工事を別部門で行いがちですが、このような場合は担当者が二人になり煩雑さが増してしまいます。ベストなのは担当者一人が両方行えること。物件を見定める目もリフォームする目も持ち合わせ、最初から最後まで誠実に買主さんのサポートを行います。そんな会社に巡り合い、物件検索から工事完了までワンストップでお任せするのが一番です。

⑤ 住めるようになるまで時間と手間がかかるので不安

中古住宅を購入してリフォームする場合の難点は、何といってもすぐに引っ越しできないこと。工事が完了しなければ住むことができません。住宅ローンの返済は既にスタートし、家賃支払いも継続となるとダブルパンチですよね。できるだけ効率よく工事を進めて早期完了を目指したいところですが、その為には、事前の綿密な打合せが不可欠です。

そんな時ってどうするの?

物件購入後にリフォームのことを考えていては間に合いません。物件を検索する段階から、予算を正確に押さえ、貴方のリフォーム要望を把握したパートナーと一緒に行動するのです。何を重視すべきか、あるいは、どこまでなら許容できそうかを明確にすることで、的外れの物件検索をする必要がなくなります。一緒に内覧に赴けば、リフォームに関する費用や工事期間などある程度のことはわかりますし、借入に必要な概算見積も早めに手に入りますよ。

如何でしたか?手順を間違えると、まっすぐに自分の道を進めなくなることもあります。全体スケジュールを見通し、ゴールまで確実に導いてくれるサポート役のパートナーがいると安心ですよ。

 

五つの不安を乗り越えて「中古住宅購入×リフォーム」で、理想のマイホームを手に入れてくださいね。

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