庭草対策(レンガ敷)

 

 忙しい毎日の生活の中でも戸建て住宅には様々な管理が必要な事項があります。その一つが庭の除草ではないでしょうか。今回はその対策の一例です。

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事前準備(地ならし)

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住まいの健康診断 庭草対策(レンガ敷)

 庭草対策はコンクリートを打つ等、根が張らないようにするのが一番。但しコンクリートは味気ないないのでという場合には石やレンガ等を敷くのが良いでしょう。作業工程としてはまずは地ならしをし良く転圧します。

事前準備(勾配調整)

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住まいの健康診断 庭草対策(レンガ敷)

 次に砂で高さや水勾配を調整します。ここで砂の代わりにパサモルタル(砂にセメントを混ぜた物)を使用するとレンガが沈み難くなりますが、地中埋設管のメンテ等を考慮すると砂締めの方がよいでしょう。

 

 

 

水糸

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住まいの健康診断 庭草対策(レンガ敷)

 割付(細かい切物が出ないよう)をし、基準となる水糸を張りレンガを敷いていきます。今回は突合せと言って目地を取らない敷方になります。

完了

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 このように既存の雨水枡に向って水が流れるよう取合いを付けます。樹木の根元等の既存裸地が残る場合、土留め(レンガ縦積)が必要な場合も考慮し計画しましょう。いかがですか、突き付け敷とは言えから目地部にはやがて砂等が詰まり若干の草が生えてはきますが、草取りの手間はずいぶん解消されます。参考までに、今回は約70cm巾×長さ約13mの範囲の工事でしたが、税別12万円程度かかりました。

 既存住宅には経年劣化等による不具合がつきものですが、インスペクションによりその原因がはっきりし対策を講じることができます。