突然流し台の排水が流れなくなりシンクに溜まった経験のある方も多いはず。
夏場でも発生するその原因とは?
住まいの健康診断(キッチン排水詰まり)
![インスペクション 耐震診断 福岡](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=417x1024:format=jpg/path/s50fa3169433e3326/image/i2a6cd74d76acbc54/version/1593419847/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E8%80%90%E9%9C%87%E8%A8%BA%E6%96%AD-%E7%A6%8F%E5%B2%A1.jpg)
キッチン排水不良の原因の多くが、排水によって洗い流された油成分の固体化による詰まりであることは以前紹介しましたが、その多くは冬場の低温により屋外の桝部で固体化し固着するケースが多いのですが、たまに屋外の汚水桝に到達する以前の床下配管部で詰まることもあります。今回は夏場に発生した事例ですが、屋外の配管と違って床下配管は細く曲がりくねっているので、物理的に掻き出すことが出来ません。その場合は水圧により強制的に異物除去を試みます。
但しこの圧送法は実管接続(排水管が流しシンク部から隙間なく接続)されていないと行えませんが、写真のような手動圧送ポンプにシンクに溜まった水を一旦吸い込み、勢いをつけて圧送し異物を除去します。
住まいの健康診断(キッチン排水詰まり)
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固着した油の塊やそれにより詰まっていたヘドロが流れてきました。
詰まってからではこのような作業をしないといけません、出来れば定期的(2~3ヶ月毎)にパイプ洗浄剤等でメンテを行いましょう。
既存住宅には経年劣化による不具合がつきものです。でも、購入前のインスペクションで、状況がわからないという不安を解消することは可能ですよ!