家を外から眺めると様々な場所に板金屋さんの工事した部材があるんですよ。
プロが使うマシーン。
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写真は雨押え板金と言って、屋根瓦と建物の壁の際に設置する雨切りの役目をする板金です。ですから総二階の住宅にはありません。
ではどうやってこんな長い金属の板をまっすぐ加工するのか見ていきましょう。
プロが使うマシーン。
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住宅用に使われる板金はこのような電動式のプレス機を使用して加工します。板厚が厚い工業製品加工の場合は油圧式かつもっと大きな機械になります。ちなみにこのプレス機械一台で乗用車が4台買えます。
プロが使うマシーン。
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板金はカット部分が錆びないよう(切り口から腐食してくる)まず折り返しの馳(はぜ)加工から入り、その後必要に応じた角度に曲げていきますが、この馳加工こそが板金の耐久性に大きく関係しています。
プロが使うマシーン。
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下の溝に上の刃が微妙な深さまでプレスすることにより折り曲げ角度を自由に様々な加工をし現場へと向かうのです。
既存住宅には経年劣化による不具合がつきものです。でも、購入前のインスペクションで、状況がわからないという不安を解消することは可能ですよ!