指揮者不在(建築士の管理下にない仕事)の工事は残念な結果に。
大工さんと設備屋さんの相互打合せのない現場でありがち
![インスペクション 耐震診断 福岡](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=417x1024:format=jpg/path/s50fa3169433e3326/image/ic9d68c7ef19d5e64/version/1584494853/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E8%80%90%E9%9C%87%E8%A8%BA%E6%96%AD-%E7%A6%8F%E5%B2%A1.jpg)
設備機器の排水や給水位置はあらかじめ決まっていて、現場での変更は出来ません。ですから先行する大工さんの下地(この場合床下根太)を予め逃げておく必要があります。残念なことに、その相互打合せのないまま設置すると、床を支える根太を切断してしまう結果に。さらに残念なのは切断した時点で設備屋さんは当然気付いており、事後でも根太の補強は出来たはずなのに、ほったらかしされたことです。コストダウンばかりが叫ばれて、品質管理まで手が回っていない建築業界にも問題がありますね。
既存住宅には経年劣化による不具合がつきものです。でも、購入前のインスペクションで、状況がわからないという不安を解消することは可能ですよ!