災害の中で突然襲ってくる地震は予測が不可能で、事前非難ができません。よって発生するとほぼ全員が被災してしまいます。そしてその被害の中で最も多いのが、倒壊または倒れてきた家具等によって挟まれるという状態です。身体全体が挟まれてしまうと10分前後で圧死してしまいますし、手足等の身体の一部が部分的に挟まれた場合でも、時間が経てば毒素が身体全体に回ってやがて死を迎えることになります。防災の基本は自助ですが、この場合共助によって助け出すしかありません。今回は挟まれた被災者の救助方法についてのお話です。 ©福岡県主催の防災士スキルアップ研修