リフォーム工事では、やむを得ず露出となってしまう設備配管や配線工事が生じる場合があります。設備配線や配管は基本的に隠蔽(壁の中や、地中埋設)されることを前提にしてますので、露出する場合は、耐候処置をする必要があります。
屋外露出配管
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露出した給水配管(HIVP20)に保温巻しビニルテープ巻した状態です。一般的にはこのままの場合もあるようですが、このままでは耐候性が無いため、数年で風化してしまいます。要は紫外線対策がされていない為です。
ラッキング工事
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では、紫外線をカットするにはとなりますが、耐候性のある丈夫なカバーを被せればいいですよね。そのカバーをラッキング材といい、配管の大きさ(太さ)に応じて、様々なサイズの既製品があります。ここでは直管のカバーと曲がり部カバーを現場で板金バサミで切り合わせカバーリングします。接続部にはクリアシールし固定します。
近年では大型資材センターが充実し、一般の方でも手に入るようになりました。
いかかでしたか?今回の工事もDIYできます。材料費は1,000円以下でそろいます。
既存住宅には経年劣化による不具合がつきものです。でも、購入前のインスペクションで、状況がわからないという不安を解消することは可能ですよ!