【福岡発】住宅ローン仮審査… くぐりぬけてこそ次の一歩が踏み出せる!

住宅ローン審査は非情!落ちる時は落ちます。

マイホーム購入を現金一括で行う人はまずいません。多くの人は住宅ローンでそのほとんどを賄います。そのせいか、誰でも簡単に住宅ローン審査は合格するもんだと思われている節もあるようです。

でも、金融機関はそう甘くはありません。金融機関は貸すことによって利益を上げるのですから、貸したい気持ちは山々なのですが、保証会社が許可しないと貸すことができないのです。わかりますよね!?住宅ローンに限らずお金を借りるという行為は、他者がその可否を判断するものであり、自分軸では結果が出せないものなのです。

 

では、住宅ローンの申込者に対して、金融機関などはどのような調査を行うのでしょうか?まずは何といっても、過去の延滞履歴です。延滞問題は、借りている人と貸している人だけの問題ではないんですね。そうした情報が集まるところが、世の中にはあるのです!それが信用情報機関、日本国内には3団体(CIC,JICC,KSC)が存在します。お金を扱う業界には、消費者ひとりひとりの個人信用情報を企業間で共有する仕組みがあるのです。消費者の信用度を確かめ、多重債務の発生などを防ぐのが目的です。消費者のための仕組みでもあるわけですね。

 

どのような情報が集められているのかというと、クレジットカードやローンの契約内容、毎月の支払い・返済状況、現在の債務残高などです。債務残高が大きいと、新規借入額を減額されるなど直接影響が及びますが、延滞が続いていたり、複数社に同時にカードやローンを申し込んでいたりするだけでも、審査上は好ましくないようです。各信用情報機関が、ネットワークを通じて横断的に情報をやり取りすることもありますから、「住宅ローンを銀行に申し込んでいるのだから、カードの利用状況は関係ない!」ということにはならないのです。

 

 

住宅ローンの審査結果は、合格か不合格かの二択だけ!しかもどこで引っ掛かって不合格になったのかは絶対に教えてくれません。審査を受ける前に自分の胸に手を当てて、過去の借入履歴を振り返る必要があります。整理できる借入は整理して、支払いや返済の延滞を起こさないように注意し、審査を受ける心構えが大事なんですよ。

 

 

住宅ローンが組めるか不安!?自分のクレジットヒストリーを見つめ直そう。

大きな買い物をする場合、銀行でローンを組むという行為は一般的であり、誰でも当たり前にできることだと認識されています。商品としてよく聞くものは、「住宅ローン」「カーローン」「教育ローン」など。住宅も車も、現金で購入するにはちょっと心もとない感じです。教育資金に至っては待ったなし。貯蓄で賄いきれない場合はローンに頼らざるを得ないこともあります。

 

最近では、高額商品に限らず、日常的にクレジットカードで買い物をする人も増えてきました。ポイントが貯まるとか、家計管理が楽だとか、理由はいろいろあるのでしょうが、現金が減るという感覚のないままに、手軽な買い物に慣れてしまうというのは、ちょっと気を付けた方がよさそうです。

 

皆さんは、「クレジットヒストリー」という言葉をご存知ですか?クレジットヒストリーとは、信用情報機関に記録されているクレジットカードの利用履歴等のことです。信用情報機関には、ローンの利用状況やクレジットカードの利用状況、過去の返済履歴などがすべて記録されており、クレジットカードやローンの審査のために金融機関から要請があれば、情報を提供するという役割を担っています。

 

「クレジットカードを申し込んだ」「電化製品を分割払いで購入した」など、お金にまつわる「信用情報」はここで管理され、住宅ローンの審査の際には過去の「信用情報」を元に、この人は真面目に返済できる人か、という目で審査されるのです。三つの信用情報機関は独立した立場にありますが、延滞などの金融事故情報は全ての会社で共有されることになっているので、「こっちがダメならあっち」というような簡単なことではないのです。

 

ここ数年広く言われるようになりましたが、携帯電話を分割で購入した場合も信用情報機関に登録されます。つまり、携帯電話代の返済履歴も立派なクレジットヒストリーとなるのです。残高不足で月々の利用料金が滞納扱いとなった場合、利用料だけを滞納したわけではなく、返済を延滞したという扱いになってしまうのです。「借りたものをきちんと返せないなんて!」タイミング悪く残高不足で引落ができなかっただけなのに、「お金にルーズな人」という烙印を押されてしまうのです。日常的にクレジットカードを利用している人は、信用情報を常に書き込まれている状態にあり、場合によっては悪い足跡を残している可能性もあるわけです。いざ、マイホーム購入のために住宅ローンを組もうと思っても、クレジットヒストリーが悪すぎると、叶わないケースもあります。

 

 

住宅ローン審査でまさかの不合格! その時あなたは…。

お金に対する姿勢が問われる住宅ローン審査。誰もが当たり前に住宅ローンを組んで家を買っているのだから、簡単に通るだろうと思ったら大間違い!どんなにお金のことをきちんとしている人でも、合格の知らせを聞くまでは安心できないものなのです。

 

もし不合格の知らせを受けたら、きっと落ち込むことでしょう。万一、どの金融機関の審査も通らないような状況に陥れば、夢のマイホームはあきらめざるを得ません。そんなトラップにひっかからないように、また、そのような状況になってしまった場合には、どうすれば良いのでしょうか。

 

不合格の知らせを受けて、すぐに別の金融機関の審査を受けるのは良くありません。審査基準は各金融機関独自のものですが、基本的なところは同じような見方をしますので、結果も同じということになる可能性が高いのです。つまり、「審査を立て続けに受けて落ちている。」という事実だけが記録されることになってしまいます。心象が悪くなるのは間違いありません。

 

ここはまず冷静に、不合格の原因を考えることが必要です。金融機関の担当者に、次のような質問をしてみることで、問題点が浮き彫りになるケースもあります。

 

効果的な質問は例えばこんな感じです。

・ 借入希望額を減らしたらどうなるか?(一部でも貸してもらえそうか?)

・ 申し込む時期を数か月(あるいは数年)ずらしたらどうなるか?

・ 購入対象となる物件を変えたらどうなるか?

これらの質問を投げかけてみることで、何がネックになって不合格判定が出てしまったのか、あたりを付けることができます。

 

審査を受ける時は、まず、現実的な借入額(返済比率にかなった借入額)でないとダメです。また、購入対象物件の担保価値が低すぎると貸してもらえません。それよりも何よりも、金融機関が最も嫌うのは、お金に対する姿勢がだらしない人です。過去の延滞記録は必ずチェックされますし、リボ払いが常態化しているなど、返済に対する意識と能力が低い人は厳しめに見られてしまう傾向にあります。思い当たる節はありませんか?将来、マイホーム購入を考えている人は、お金との付き合い方を意識的に改善していくべきでしょう。

 

 

資金計画は買主サポートの真骨頂

仮審査の段階から、住宅ローンの仕組みを熟知した仲介業者に相談することで、資金計画につまづくリスクは回避できます。どこに審査申し込みをすべきか、希望借入額はいくらに設定すべきかなど、無理のない返済をイメージしながら一緒に考え、審査合格の証を得ることがマイホーム購入の第一歩なのです。

マイホーム購入を成功させたいなら事前の資金計画が何よりも大切です。いえあーるのホームページに資金計画の考え方と手順を説明していますので、こちらも是非ご一読下さいね。→ 資金計画のツボ

 

本気でマイホーム購入を成功させたいなら、事前勉強が何よりも大切です!買主支援に特化した私たち「いえあーる」を是非お役立て下さい。

(「家を買う方法、間違ってないですか?」を読んでみる。)