戸建ての浴室改装の場合床下空間に余裕がある為、バリアフリー化は割に簡単にできますが、床下空間に限りのあるマンションの場合どうすればいいのでしょう?
家の中の段差、完全なフラット化は出来なくても、最善の努力はしたいものです。
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以前のマンション(戸建住宅も同様)は水仕舞いの観点から当然のごとく敷居はまたいで出入りするのが当たり前でしたね。ではバリアフリー改修したい場合のこつをご紹介します。
家の中の段差、完全なフラット化は出来なくても、最善の努力はしたいものです。
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洗面脱衣場から床段差を解消又はなるべく少なく抑える為には、まず基準床高さから躯体コンクリート床までのクリアランスを知ることが大切です。その場合、点検口を開ければ測る事ができますので取替を希望しているユニットバスの床下必要高さを確認すればまずは計画が一歩進みます。
家の中の段差、完全なフラット化は出来なくても、最善の努力はしたいものです。
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次に高さ確認の点で大事なのが、既存排水管の接続高さです。排水は自然勾配にまかせて排水管に接続しないといけないからです。但し既存排水管の接続高さは実際には既存の浴室を解体しないとわからない場合が多いので工期に余裕があるのなら、この点を確認したあとで選定・発注をかけたほうが良いでしょう。さらにマンションには壁面から梁が出張っていますので、ユニットバス天井との取合いも必ず確認しましょう(梁方対応商品も有)。
家の中の段差、完全なフラット化は出来なくても、最善の努力はしたいものです。
![インスペクション 浴室段差解消](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=257x1024:format=jpg/path/s50fa3169433e3326/image/if26115b853a015ae/version/1587629509/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E6%B5%B4%E5%AE%A4%E6%AE%B5%E5%B7%AE%E8%A7%A3%E6%B6%88.jpg)
この事例の場合は残念ながら、既存排水配管の高さ取合いの関係で洗面脱衣室から浴室床には24㎜の段差が残ってしまいましたが、以前の敷居高さに比べればずいぶん出入りが楽になりました。
ここでポイント!浴室の出入り口は水に濡れ傷み易いので木質系の枠ではなくオール樹脂枠をお勧めします。
既存住宅には経年劣化による不具合がつきものです。でも、購入前のインスペクションで、状況がわからないという不安を解消することは可能ですよ!