台風対策として瓦留め工事をする場合の注意点。
間違った瓦留ボンドシール施工
![インスペクション 耐震診断 福岡](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=417x1024:format=jpg/path/s50fa3169433e3326/image/i5ea43ad43eaaa682/version/1584495606/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E8%80%90%E9%9C%87%E8%A8%BA%E6%96%AD-%E7%A6%8F%E5%B2%A1.jpg)
しっかりと瓦留めボンドで固定された瓦。ここまでしっかり固定すれば、飛びそうにありませんね?
ところが、この継ぎ目のないボンド施工により瓦の裏側に入った雨水が逃げ場を失い、結果的に雨漏れの原因になるという残念な結果をまねくことになるのです。
瓦を剥がすと、水の流れた跡が!
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瓦をはぐると…
防水紙(アスファルトルーフィング)の上に水道(みずみち)ができていました。
この雨水が防水紙の劣化による裂け目等から天井裏にポタリとくるのです。
瓦留工事をされた経験のある方は、適切な瓦留め施工がされているのかどうか、専門家に是非、点検(インスペクション)してもらいましょう。
既存住宅には経年劣化による不具合がつきものです。でも、購入前のインスペクションで、状況がわからないという不安を解消することは可能ですよ!