古い木造住宅の診断に行くと、白蟻が、現在進行形でむしゃむしゃ食べていることもあるんです!見えない床下で静かに活動する白蟻、空き家は特に危険です。
蟻道を造り、2階へと侵食する白蟻
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これ、何だかわかりますか?蟻道と言われる白蟻の通り道です。乾燥に弱い白蟻は、こうやって自らトンネル状の道を作り、床下だけではなく上へ上へと上っていくんです。
この写真は、なんと、2階の梁まで達した蟻道!家全体のそこかしこが食べられており、構造材を入れ替える大規模な補修が必要でした。
ダンボールの置きっぱなし
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長年置きっ放しにしていたダンボール箱を移動したら、まぁ大変!
白蟻が、床板を食害していました。段ボール箱が無ければこのように穴が開くほど表面までは食害しません(空気に触れ乾燥を嫌う為)。ですから床や出窓などに長年、段ボールや本(紙も元は木材なので食害に遭う)を置きっぱなしの方、注意が必要ですよ。
万年床の下は?
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こんなにボロボロでも、畳の厚みでかろうじて持ちこたえていたのでしょうが、これはかなりの重症です。布団の敷きっぱなし(万年床)も良くありません。人は寝ていても汗をかき長期間敷きっぱなしだと畳が湿気て白蟻を呼んでしまいます。。
このようなことになる前に住まいの健康診断=インスペクションを受けましょう。
既存住宅には経年劣化による不具合がつきものです。でも、購入前のインスペクションで、状況がわからないという不安を解消することは可能ですよ!