小屋裏調査の診断機材と風景

1.調査準備

小屋裏(屋根裏)へは和室の押入れから進入します。押入れ上部の板は押し上げると開くようになっています。室内調査ではわからない雨漏れ事象などを、小屋裏空間で発見することもあります。


2.構造材のチェック

小屋裏空間を構成する構造材を目視点検します。新築当時の金物設置状況や、筋交い寸法の確認などを行います。

桁廻り、火打ち梁の状況

隅棟、小屋束、雲筋交いの状況


筋交い寸法、端部の状況

桁の金物状況


3.断熱材の施工状況

調査項目には入っていませんが、床下や小屋裏の進入調査を行うと、断熱材の施工状況を確認することができます。

天井板より上部まで施工された壁の断熱材

天井断熱材


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